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2015年3月27日金曜日

雁坂トンネル 通行料金の無料化

 雁坂小屋から水晶山に向かって登っていくと縦走路に出ます。ちょうどその真下を通っているのが雁坂トンネル。普通車は730円。この雁坂トンネルの通行料金が、7月1日から11月30日の間、無料になります。(ブログでは一度2月27日にご案内しました)
 これは山梨県が2月の県議会に提出していた補正予算の「道路公社管理道路活用誘客促進事業費」が2月議会において可決されたものです。
 予算の目的は、「本県(山梨県)への誘客を促進するため、県道路公社が管理する有料道路を夏秋の観光シーズンに無料化する。」というものです。雁坂トンネルと富士スバルラインが対象のようです。詳しくは今後山梨県のサイトや料金所などで正式に告知されると思いますのでご確認ください。
  
対象路線、      期 間                対 象 車 両
雁坂トンネル    27.7.1~11.30までの全日    全車両
富士スバルライン 27.9.15~11.30までの平日    普通車、軽自動車等、軽車両等

*雁坂小屋のブログのアクセス数が40000を超えました。有り難うございます。
*年度末、異動の季節。
このブログに対して、また小屋に対してもいろいろとお世話になった方、心から感謝を申し上げます。 どうぞお元気でお過ごしください。また秩父の山にもお越しください。お待ちしております。

2015年3月20日金曜日

先週14日の雁坂・黒岩コース

林道では土砂崩れ発生。雪が解け
るにつれてまだ増えるかもしれません。
橋の上にもまだまだ雪があります。
  明日はいよいよ春分の日。東京ではそろそろ桜も咲きだすのでしょうか。
 先週末にお客様が小屋まで上がり、レポートをいただきました。
 『ふくろ久保までは雪が少なくなっていました。ここから上は、前よりも雪が多くなったように感じます。
トイレの入り口辺りも雪が
吹きだまりになっています。
鹿に皮をむかれた樹木。
雪は少なくなっています。
 気温が高くなり、手袋を取って、アイゼンやわかんの装着をしても、手が凍るような怖さはありませんでした。また雪も締まっていて、前回のように、滑り出すとどこまでもズルズル落ちてしまうような怖さも感じませんでした。
 ただ、雪が溶けて凍ったために小屋の入口の引き戸が開かず、小屋の中に入れないので直ちに降りてきました。』

桟道辺りからは雪が深くなっています。
橋の部分が分かりにくい。
 
Mさん、ありがとうございました。
すっかり雪で隠された小便器
ここ数日関東地方では春を思わせる陽気が続いております。
 桜も本当にまもなくでしょうかね。

2015年3月13日金曜日

雁坂小屋の防災

 東日本大震災から4年。まだ厳しい状況の中で生活されている方々がたくさんおられることに心が痛みました。あのときの映像をテレビで見て、改めて雁坂小屋についても考えてみました。
 東日本大震災の時、小屋付近の震度は正確には分かりませんが震度3くらいでしょうか。秩父市内では震度5弱。大滝が震度3。山梨市三富も震度3でしたので。宿泊小屋は今年で築48年経ち、管理小屋はそれ以前からある古い建物ですが、幸いな事にこの地震の時に被害はありませんでした。驚いたのは管理小屋の高さ2mの場所にある棚。そこに空の酒瓶がたくさん並べてありました。それが一本も落ちることなくそのまま残っていたことです。地震には強い。岩盤に乗っている小屋の強さをまざまざと感じました。空瓶はその後で万一の事を考え下ろしましたが。
豆焼き橋から見た尾根
昨年秋の長野・白馬付近を震源とする地震では携帯のエリアメールが鳴り響き、慌ててとび起きました。安全確認とラジオで被害状況を確かめ、お客様にお知らせした事を覚えています。宿泊小屋やテント場であればドコモの電波がかなり届きますのでエリアメールなども受信できます。何も起こらないのが一番なのですが。
 小屋にとって一番怖いのは火事です。木造の小屋ですので、火を一番恐れています。秩父消防署や関係機関の指導もあり、小屋には火災報知機と消火器を備えています。お客様もテントや宿泊小屋での火気の使用は、くれぐれも気をつけていただきますよう重ねてお願いいたします。
 それから小屋が揺れるような台風も怖いです。尾根の上にある小屋なので豆焼き谷側、水晶谷側それぞれから風が吹き上げてきます。見ていただくと分かるのですが屋根を何本かのワイヤーロープで絞めてあります。暴風雨は登山道も荒らしますので、台風後の倒木処理にも苦労させられます。今後も小屋や登山道などを、皆様に安全に使っていただけるように関係機関とも連絡をとりながら努めてまいります。
 
*これから日中は雪が溶け、夜は凍るので日陰などは道がアイスバーン状態になります。また、雪が溶け乾いてくると、急な斜面では落石などが起こりやすくなります。足元にも頭上にも注意して、五感を研ぎ澄まして山に臨んでください。
*それにしてもあと2週間でが咲くのでしょうか。雁坂のは5月の連休が終わってからです。

2015年3月6日金曜日

豆焼沢の鍾乳洞 

峠の下から見える右下部の
白い岩場が燕岩です
3月になりました。卒業、就職、転勤、引っ越しなど人の動きが大きくなり、新たな門出を迎える方も多い季節。冬の間に冬眠をしていた方々も足がうずうずしているのではないでしょうか。暖かく光あふれる季節になってきました。でも山は降るとまだまだ雪です。先日3日も川又で8cmの雪になりました。奥秩父の峰々はまだ雪の中で春を待っています。無理は禁物です。今回はネット上で検索をしてお楽しみください。鍾乳洞のお話です。
 突出コースの地蔵岩のはるか下。小屋から直線で1600mくらいのの場所。豆焼沢の標高1,400m付近の国有林の中に燕岩(つばくろいわ)とよばれる石灰岩の岩場があります。燕岩は黒岩尾根から眺められます。ここに鍾乳洞が有るそうです。発見されたのは平成元年10月のこと。それは長さが2500m以上、高低差が160mもある大きなもので、発見した「パイオニア・ケイビング・クラブ」の方々が「瀧谷洞=ろうこくどう」と名付けたそうです。
 この鍾乳洞を観光資源にできないかとの考えもあったようですが、洞窟の形状などから多くの観光客を入れていくのはなかなか難しいことや、周辺施設の整備なども含めた巨額の資金が必要になる事。また、現場が「秩父多摩甲斐国立公園」の中でも、「現在の景観を極力維持しなければならない」という厳しい規制区域内にあることなど課題が多く、現時点では観光資源として活用する事は困難なようです。
現在、この鍾乳洞の入り口は塞いであり一般の方が入ることはできません。

〝豆焼き沢、瀧谷洞″ などで検索をすると色々と出てきます。

詳しいことは以下を見ていただくと。私も初めて様子が分かりました。
http://www.vinz.jp/Cave_PCC_Roukoku.html
また、以下のページの下のほうにある注意の部分も必ずクリックしてご覧ください。
http://www.verte.co.jp/pcc/txt/1994/19941209f.htm

秩父市のはこちらから。
http://www.city.chichibu.lg.jp/item/9260.html

ユーチューブでの動画も公開されていました。興味がありましたらご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=jEOdC2F3lWI
https://www.youtube.com/watch?v=ApTPWR1h08c
https://www.youtube.com/watch?v=6XSVAVRthfo
https://www.youtube.com/watch?v=RRb_8frYcIg