2017年10月20日金曜日

「週刊ヤマケイ」

 どうも今年はお天気に恵まれません。
 夏の長雨。
 そして、「多くのお客様に来ていただける」と期待していた秋も土日は雨模様。おまけにこの週末は台風。
この間、倒木処理をしたばかりなのに。モヤモヤとした気分。何にぶつけたらいいのかわかりませんが、空を見上げています。
 そんな時に目にした紅葉の雁坂の写真。
「週刊ヤマケイ」をご存知でしょうか。
今週号の読者の登山レポート「埼玉山梨県境・雁坂峠」に、林様の投稿写真が載っていました。10月の3連休においでになった時の写真です。ご覧になってください。林様はいつもブログの花の名前などを教えていただいているお客様です。
http://www.yamakei.co.jp/weekly_yamakei/backnumber/html/20171019/Text/20171019.html

 おいでになった時、手作りの「草履、鈴」のストラップを沢山いただきました。ご紹介するのが遅くなりすみません。
 林さんが刺繍糸で作られたものです
「雁坂へおいでのお客様に、足腰のお守り代わり、あるいは雁坂(秩父)記念にしてほしい。」と言葉を添えていただきました。50個くらい頂きました。
小屋番に声をかけてください。

*甲武信、大弛、金峰は19日明け方には5~6cmの積雪になったそうです。雪はその後の雨で溶けたようですが、秋から冬へと移り変わる頃になりました。

寒い季節には「シシ鍋」がお勧め。11月3~4日販売します。詳しくはhttp://karisakakoya.blogspot.jp/2017/10/blog-post_15.html
をご覧ください。

2017年10月18日水曜日

燕山へ・・・

  今年は燕山の話題が続きます。これで最後の予定ですが。
 出来ることなら燕山のてっぺんも登ってほしいと思います。それで小さな小さな案内をちょこっと付けました。そのつもりで見てもらえれば分かります。歩く人が増えればもっとはっきり道になって、そしたら来年はここも笹刈の場所になりますから。
 10月の3連休の登山道巡視の時に作業をしていただきました。
1枚目の写真はご存知燕山のてっぺん。足元に見える四角柱は「三角点」ではないようです。
あれは三角点ではないと思いますよー古そうなので恩賜林か県境の境界杭かと思われます。
その周辺には、古礼山と笠取小屋近くの山にしかありません。笠取山にも三角点は無いはずです。

と、お馴染みのKazuhagiさんに教えていただきました。
これは、雁峠から上がってきて埼玉県が設置した道標の近く。
雁峠まで900mと表示してあるところ。
この道標に「燕山」と彫り込んであるので、「ここかあ」と思い込んで、間違えて「燕山」の看板を付けていたところ。
ここから200m雁坂側へ進んでください。
先ほどの場所から古礼山・雁坂峠方向に進むと森林管理事務所が付けた緑の回廊の看板があります。これにうっすらと文字が見えました。昔から知っている方がマジックインキで書いたんでしょうね。これまで気づきませんでしたが。



手前の樹に案内を付けました。「まっすぐ登っていくと燕山ですよ」とご案内。右は山地図に書いてある巻き道です。










雁坂峠から雁峠へ向かって歩いていくと、古礼山を過ぎてやや登り路で、左に巻き道があります。燕山は真っ直ぐ登っていきます。
 燕山に立つには雁峠・雁坂峠、どちらから歩いてきても真っ直ぐに登って行けば燕山に立てるという事です。

忙しい作業の中、取り付けてもらい
kerolinaさん、ありがとうございました。

2017年10月15日日曜日

再び シシ鍋販売とお知らせ

 5月の連休に好評だった「シシ鍋」を再び11月の3連休に販売いたします。
11月3日・4日の二日間。
どうぞご期待ください。
お待ちしております。









大鍋で作りますが、売り切れしだい終了です。
*「とっておいて」のご要望にはお応えできません。
どうしても食べてみたいという方は、早めにおいでください。
*5月の時の写真です。



*10月10日の「ゆっくりマイマイ」の記事に大変多くの方々からアクセスしていただきました。びっくりするほどの数字上昇におどろいています。ありがとうございます。

【お知らせいたします】
 石渡です。
 2013年から雁坂小屋でお世話になってまいりましたが、今年いっぱいで小屋番の仕事を終わりにさせていただくことになりました。
 「自己紹介」に書いた小屋までの通勤が、車で2時間・徒歩4時間。それが徐々に4時間では着けなくなり、5時間以上かかり、最近は6時間なることも。道をいじりながら登るから遅くなるとは言っても、これではかかり過ぎ。そして昨年発症した四十肩、ウン?五十肩。いや六十肩。…腱板障害。また今年の足首の捻挫。それらの回復も思わしくなく、このような体力的事情で誠に勝手ですが終わりにさせていただきます。
 この後、小屋でお世話になるのは11月2~5日と 23日~26日。あと2回の予定です。

2017年10月13日金曜日

雲海 

 先日の3連休には、やはり雲海がみられました。
左下にちょこっと見えるのが両神山のてっぺん。
海のかなたは右側が男体山・女峰山。
その左に太郎山。
左の山塊のお饅頭をのっけたように丸いピークが日光白根山。その右にツーときてピンと上がって右に下がるのは皇海山。

 水晶谷側も雲海でうまっています。
日の出の位置もだいぶ唐松尾山側になってきました。

 この光。
この色。
今日もいいことが始まりそうな穏やかな朝。
ただただ、眺められることは幸せです。





夜は天の川。
流れ星も写りこんでいます。

*それそれの
「この時間に、ここにいないと見られない雁坂の姿です」

 連休中のスタッフの作業
登山道の笹刈
 倒木もまだ残っていますが
現場までチェーンソーを運んで切ります。
 作業の合間に見上げると、青空だなあ。


*今日で1月1日から285日すぎました。

2017年10月10日火曜日

ゆっくりマイマイ

 秋の3連休、多くのお客様においでいただきましてありがとうございました。
 日曜から急に暑い日がもどってきて、紅葉はどうなるのかと心配になります。この連休は倒木処理、登山道巡視とスタッフさんにも大活躍していただきました。

連休に雁坂の常連のお客様、ヤマレコのハンドルネームはangelinaさんから小屋へ届け物がありました。
angelinaさんではわからない方も、「オカリナの音色」と書くとわかる方が多いかも。


この「ゆっくりマイマイ」がなぜ誕生したのか、どのような思いの中で雁坂小屋へ上げられたのかは、最初の写真や、次のangelinaさんの日記を読んでもらえばわかると思います。全体に公開している日記なので読んでいただいても大丈夫だと思います。
 https://www.yamareco.com/modules/diary/44898-detail-151898

 ゆっくり登ってきてもらえれば、小屋に置いてあります。

 日記を読んで行ってみようかなと思ったお客様、こんなことを小屋番が言っちゃあまずいんでしょうが「雁坂への道は、お客さんもそれほど多くはないの、あまり周りの人に気を使わないで自分のペースで登ることができますよ。」・・・・このつぶやき、業務上知り得た秘密です。
 一定の体力は必要ですけれど。

 そしておまけの情報ですがangelinaさんは雁坂小屋の「にぎわい」の手ぬぐいをデザインしてくれた方でもあります。

 angelinaさん、また霧に包まれている雁坂小屋でオカリナを聞かせてください。その日を楽しみにしております。

*この連休にわざわざ「ビン物」をリュックに忍ばせて上がっていただいたお客様、ありがとうございました。お目にかかれず済まないことをしました。居なくてごめんなさい。

*雁坂手ぬぐいの「小屋」は現在品切れになっています。申し訳ありません。また出来ましたらブログでお知らせいたします。

2017年10月6日金曜日

寒くなるけどいい季節

 ぐんと冷え込んできました。
これから雲海もできやすい時期になります。
【放射冷却により地表面が冷え、空気が冷やされる。冷えた空気はその場に留まり、さらに冷却され続けると、飽和状態となり、やがて空気中の水分が霧になる。上から見ると雲海が眺められる】
雲の上に両神山の島ができ、さらに奥には上州武尊山と至仏山、右に双耳峰に見える燧ケ岳、脇にちょこんと会津駒ケ岳
(撮影2014,10,12)




  オコジョ君が遊びに来てくれたのが去年の秋の連休。
後藤さんが上がってきてくれた日。
オコジョ、最近見かけないなあ。また出てこないかなあ。
 このときは、ひめネズミ君もでてきた。
姫ネズミ君は今でも元気。食飲研修の途中でもたまに土間を横切ったりする。
このカラマツは突出峠側から眺めた小屋。
まだここまで黄色くはなっていませんが、この景色が見られるのもまもなく。(撮影2014,10,27)



*雁坂小屋の両隣
笠取さんのHPは夏前から見られなくなってしまった。
甲武信さんのブログも9月22日で止まったまま。
なんだか寂しさをかんじています。

2017年10月1日日曜日

青空秋色

小屋周辺も秋に染まりはじめました。むこうに見える突出の尾根のカラマツ林は上の方から黄色くなってきています。来週あたりから紅葉は見頃をむかえそうです。
 日の出の時、両神山のむこうに尾瀬や日光方面の山々も。朝方は5℃まで下がりました。さむくなってきました。
 水の凍結にそなえタンクやドラム缶の準備と掃除など冬支度作業がはじまりました。
 夕方から冷えてきます。防寒対策をお忘れなく。

※昨日おいでのお客様からГブログに3時には小屋へ着くようにと書いてあったけど、川又までバスでくると小屋に3時はきびしいです。小屋と連絡取り合ってでいいですかね」と言われました。はいその通りです。連絡いただければ小屋も余計な心配をしなくてすむのでたすかります。

2017年9月27日水曜日

小屋締めまで残り2か月に

 今年もおかげさまで小屋締めまで残り2か月になりました。お客様に少しでも快適に過ごしていただけるように、小屋番も「よし!」と気を引き締め、皆さんのおいでをお待ちしております。
 今年の営業は11月26日(日)までの予定でおります。宿泊は25日(土)まで受付いたします。


 紅葉は少し早いという話を聞きます。
小屋の周辺も気の早い樹が赤くなりはじめました。
 また28日(木曜日)の雨の後は一段と涼しく・寒くなっていくようです。紅葉も進むとおもいます。
 
日向を歩いていると暖かく気持ちいいのですが、夕方になると寒くなってきます。衣類など調整して上がってください。
 また日暮れも早くなります。小屋には3時くらいには着くように計画を立てておいでください。

 小屋泊まりのお客様用に今年も「湯たんぽ」を始めます。暖かさ・気持ちよさは今までやってきて小屋番が一番よく感じています。ただ、経費も掛かりますので今年から100円をいただくことになりました。
 
 昨年「日暮れ・クマ・ハチ」と書いたのを思い出しました。個人が気を付けることで防げることは努力し、事故を回避しましょう。

 登山道はこの間の台風の影響で倒木の処理が終わっていないところがあります。ちょっと風が吹くとまだ倒れそうな樹も残っています。
 今後の台風の発生や小屋の仕事の塩梅を見ながら片づけていきます。くぐったり、跨いだり、迂回したりして・・・・お願いいたします。

 いいお天気で秋の奥秩父を楽しんでいただけますように。

 *木曽御嶽山の噴火事故から27日(水)で3年。犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈りします。
(230841)

2017年9月25日月曜日

思いがけない出来事

携帯電話に着信があった。通話やメールとは違う音に感じたが、開いてみるとGoogleの「アシスタント Googleフォト」というのが、写真を送りつけてきた。

 2016/9/25 この日の思い出
 とタイトルがあった。

 そこに後藤さんが写っていた。
彼が山仲間と山行した記録。

俺は行ってない山行だし、俺が設定したアシスタントとかいうものでもないし。勝手に送り付けてきた写真。
俺が頼んだわけではないけど、開いて見た。携帯では画面が小さい。パソコンで大きくして見た。

後藤さんの、あの笑顔だ。
思いがけなく涙が止まらなくなった。
不意をつかれた。Googleめ。

あの事故から今日で267日目になった。

2017年9月21日木曜日

台風・風・倒木処理

  先日の台風。
ブログをアップした17日(日曜)の午後まで被害はありませんでした。ところが夜中に風雨が激しくなり、一晩中荒れていました。
 翌朝になり庭に置いてあるテーブルが豆焼き沢側に吹き飛んでいました。💛マークの案内看板も飛んでいます。
その他にも小屋周辺がガサガサに。

 登山道の倒木もたくさん発生しています。黒岩ルートは18日に小屋から下りるときに腰鉈で処理しました。
 大小の枝が重なり合って道をふさいでいます。葉っぱもわんさか、ちぎれて落ちています。
 どこから手を付けるか、しばらく眺めて、手順を考えます。がんばりましたが途中で時間切れ。

「袋久保」から下は21日に麓からチェーンソーを担いで行き、歩くのに支障がない程度にはかたづけました。

 まだ他のコースには倒木があります。折れたまま上に引っかかっている枝などもあります。傾いたものがこれから倒れてくるのもあります。
しばらく気を付けて歩いてください。








2017年9月17日日曜日

台風・雨の連休


 台風にいじめられた感じのする9月の3連休になっています。
いまのところ関東地方・雁坂周辺の風雨はさほど強く無くて助かっています。
この後で強い風が吹くと倒木がたくさん出そうですが。
九州や四国の台風が通過しているところの皆さんは大変なのではないでしょうか。大きな被害が出ませんように。
 
 先日、無人の時に小屋をご利用いただきました狭山市・M様からメールと写真を送っていただきました。
 台風の前でしたが写真を拝見するとガスっている雁坂のようでした。

「小屋にあった追悼文集を見て、今朝は小雨の中、豆焼沢の水源まで行ってみました。ご一緒に設置されたというトラロープの前で合掌してきました。そんな水源と今朝の雁坂小屋の様子を画像でお送りします。それではまた!」

というメッセージを添えていただきました。
 ありがとうございました。
 小屋番が上がっていないときで申し訳ありませんでした。
 次回はぜひご一緒に食飲研修も行いたいと思います。またお越しください。

ちょうど明日18日が元日の事故から260日目になります。

*少し遅くなりましたが埼玉県警山岳救助隊ニュースが更新されています。ご覧ください。
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/d0010/kurashi/documents/sankyuunews29-7-8.pdf


*ブログの管理統計のペイジビューを見ていたら、昨年の9月26日の記事「トレラン大会の後、黒岩・突出とも・・・・」へのアクセスが増えていました。お客さんがまた覗いて読み返しているのでしょうか。
 あの日も雨降りだったなあ。いろいろ思い出します。早いもので1年たちました。


*今年の営業について
このシーズンも残り2か月余りになりました。
今年の営業は11月26日(日)までの予定でおります。
宿泊は25日(土)まで受付といたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

2017年9月4日月曜日

秋の色の雁坂

  秋の雁坂をお届けいたします。

今回もsitteta様に写真など送っていただきました。

①「見返り雁坂」ポイントから雁坂嶺と峠
②この斜めった道標は昔からずっと
③しばらくぶりに富士の姿も
④下の水場近くにも鹿が

 朝方は10℃近くまで下がってきました。歩いている時には暖かいですが、やすむと冷えてきます。
 
 夏の間ほとんど晴れることがなく、シトシト降っていましたので、水は来ています。ご心配なく。

 ラル沢や水源の昇竜の滝も流れています。

 このような時は立ち枯れしていた木々が水気を含み、重くなって不意に倒れてくることがあります。
 蜂も活発に動く時です。今しばらくは気を付けて歩いてください。
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2017年8月21日月曜日

燕山のつづき

8月10日に書いた燕山(つばくらやま)の続きです。http://karisakakoya.blogspot.jp/2017/08/blog-post_10.html
 今回も、sittetaさんから連絡をいただきました。みとみから雁坂へ上がり、笠取との間を往復して調べたり写真を撮ったり。分かりやすい写真を送ってもらいました。
 雁坂から雁峠へ向けた順で写真は並べてあります。雁坂と雁峠の間を何度か歩いた方なら「ああ、あの場所だ」と想像できるのではないでしょうか。
 また違っていた「燕山」の看板も撤去していただきました。
 詳しくはこちらのヤマレコもご覧ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1231303.html

①、古礼山から雁峠に向けて歩いていくとこの道標があります。雁坂側から行く場合の目印です。






②、①の場所から少し歩くと分岐に出ます。縦走路は左に進みピークを巻いていきますが、右側の燕山山頂への道も踏み跡があります。

③、②の場所をスマホで確認。
④、②から道に沿って上がって行くと70~80mで燕山山頂につきます。

⑥、三角点もあったし、間違いはないでしょうが一応スマホのGPSでも場所を確認。
⑦、山頂から下りてきました。60mくらいでしょうか。右側の道はピークを巻いている道です。雁峠側から見た写真です。
⑧、⑦の場所を燕山側から雁峠側を見た写真。「緑の回廊」の看板が見えます。雁峠側から上がるときの目印になります。










⑨、場所を間違えていた看板は外しました。環境省・埼玉県の名前がある燕山の道標からは、直線で雁坂側に200mくらいの場所が燕山の山頂になります。
*これから山頂を歩く人が増えれば、より道らしくなって行くでしょう。時間的にはどちらを通ってもあまり変わりません。
*sittetaさん、7月の初めには白の看板を付けてもらい、1か月たったところで今回は外してもらい。本当にいろいろ有難うございました。
お陰で埋もれていたかもしれない「燕山」に光が当たりました。深く感謝申し上げます。
*sittetaさんのヤマレコにもありましたが、渡渉部分の通過は慎重に。また降り続く雨のせいで根っこからひっくり返る倒木がでています。濡れた丸太はうっかり上ると大変に滑りやすい。ちょっとつまづいても思わぬケガにつながったりします。十分に気を付けてください。