2017年4月28日金曜日

お待ちしております

登山者の皆様へ
今年も小屋開きの季節を迎え、あした4月29日よりオープンすることになりました。
 4月になってから雪が降りましたが、無事に水を呼ぶことができ、現在は水場に勢いよく流れています。
 小さな昔ながらの山小屋ですが、おいでいただいた皆様に雁坂のよさを味わってもらえるよう、スタッフ一同力を合わせて努力していきます。皆様のおいでをお待ちしております。
          雁坂小屋 山中五郎
お知らせ・お知らせ・おしらせ・お知らせ・お知らせ・お知らせ
今年からトリオで登場
お馴染みのお客様の、強い強い強い…リクエストがあり、今年から「秩父錦」「いいちこ」「黒霧島」の販売を始めます。地元秩父の地酒「秩父錦」おいしいですよ。
「いいちこ」と「黒霧島」は蓋つきですから、ちょっと飲んでまた後で…楽しめます。各500円です。よろしくお願いします。 
ししなべ販売します。
5月3日4日にしし鍋販売を行います。イノシシのお肉はたっぷり仕入れてあります。味付けはオーナー自ら腕を振るいます。どうぞお楽しみに。
雪が解けるとバイカオウレンの白い花が楽しめます。
疲れているなあとか、デトックスがしたい方。その気になって雁坂へ来てみませんか。マークも今は良く見えますよ。そういえば、神社などで見られるハートの形をした模様は猪目(いのめ)といい、招福の意味があるとか。縁起が良い日本古来の文様だそうです。しし鍋食べてハートマークを見るといいことがあるかもしれません。
*連休中に小屋からブログの更新を挑戦してみます。生の雁坂の様子がお届けできるかご期待ください。メールはまだ受けられないので、連絡は電話でお願いします。(192976)

2017年4月24日月曜日

いよいよスタート! 水も出たし準備万端!

お待たせしました。今シーズンの営業が週末、29日から始まります。
小屋に近いラル沢から水もたっぷり。飲み物を冷やしてお待ちしています。


 小屋あけ作業中の22日午後から雪に。翌朝は思いがけない雪景色が楽しめました。小屋周辺で5~7cmくらい。でも昼頃にはかなりの部分が溶けてしまいました。テント場も乾いています。
登山道の様子や写真をkerolina様に送っていただきました。ありがとうございます。
①黒岩コースは残り400mの道標から少し残るものの腐れ雪で今度の週末までには消えそうです。
②小屋~雁坂峠は融雪が進み土が見えているところも。場所によって膝下程度の残雪あり。道はしっかりできているが、ぐちゃぐちゃ雪のスリップに注意。
③雁坂峠~雁坂嶺は基本は残雪なし。雁坂嶺直前に残雪が増え、膝程度の踏み抜き。トレースを辿ればなだらかな斜面なのでほどなく嶺に到着。その先の雁坂嶺から甲武信方面は4/23の9時頃通った時点ではトレースなし。
④雁坂峠~水晶・雁坂小屋分岐はほぼ残雪なし。たまにあってもぐずぐず雪。
⑤分岐から小屋は明瞭なトレースあり。一部膝上までの踏み抜き。踏み抜きと共にズルっと滑るのに注意。場所によっては土も見えてます。ただ全般的に日陰は雪が残っている。
⑥突出コースは水タンクまではトレースがあるがその先は無し。タンクまで踏み抜きもまだ多い。突出コースはまだ雪が深く残っています。通行はしばらく控てください。
*川又周辺では山桜やつつじなども楽しめます。登り始めるとあちこちに春の芽吹きが見つけられますよ。
*雁坂周辺ではアイゼン、ストックで歩けますが、甲武信ヶ岳・金峰山方面へ縦走を計画の方はそれなりの装備をお願いします。
*連休中の宿泊を予定の方はご連絡をお願いいたします。0494-55-0456 山中まで
*連休中は小屋へ上がるためメールやブログの更新が止まります。何かありましたら電話でお願いいたします。(191784)
*【追】汗かいて山に登って、そこの水を飲んで、思いっきり深呼吸して、山々を眺め、足元の芽を楽しみ、コゲラのドラミングを耳にし、いつもと違う人に合って話せば「解毒」になりますよ。デトックスに来ませんか、雁坂小屋へ。

2017年4月17日月曜日

雪の下の春の水・・・

この週末は夏日になり、日の出の頃でもプラス1℃。暖かい。日中は10℃まで上がり、諸々の作業をするには助かりました。ベットの畳・寝具を外してほこりを払い、拭き掃除。大鍋に山盛りの雪をストーブに載せて作った水も直に黒くなり、何度も溶かしました。
積雪状況は山梨側は峠まではほとんど無し。ただ峠と小屋の間はまだたっぷり。ひざや腿まで潜る場所も。ここはまだしばらく残ります。黒岩コースは残り400mから雪が残り、所々でズボッ。でも暖かさと雨でまもなく溶けそうです。アイゼンはまだ必要ですが。
たっぷり残っているのが突出コース。3月末に降った雪の上に、4月11日の雪が積もり沢筋では雪崩が発生した跡がいくつも。水タンクまで道を付けに行きましたが油断すると膝、腿、腰まで潜ることも。タンクの辺りは両側から落ちてきた雪崩が合わさり積もっています。いつもは急な沢の斜面がのっぺりと感じられるほど、雪が集まってきています。上を見て、安全を確認し写真だけ撮って引き上げました。夏なら片道15分の道が、3人がかりで片道1時間半もかかりました。残念ながら今回はここからは水が引けませんでした。突出コースはこの先トレースはありません。このルートはしばらくは使わないでください。
昔から使っている小屋に近い沢。ここも雪の斜面。誘導ロープで安全確保し半ドラムを掘り出す。岩の間に、岩と雪の隙間に春風を送り込みました。初めの一滴が次の水を呼び、集まって染み出てきます。今度の土日にはここから水が呼べるでしょう。作業がおわればまたお酒が美味しい。
【ありがとうございました】
*冬季開放中も沢山の方に利用していただきました。小屋やトイレが、一冬過ぎても奇麗な状態で保たれていました。「今後も冬季開放を続けるためにも・・・」という小屋側とお客様の‶思い・願い”とが通じている事が伝わってきて嬉しかったです。皆さん、ありがとうございました。
【ちょこっとお知らせ】
*この春から「秩父錦」「いいちこ」「黒霧島」のカップタイプを販売いたします。
*小屋の脇のシャクナゲは春の近さを感じさせる様子です。
*今年度の営業は4月29日からです。
*登山・宿泊を予定の方は必ず連絡をお願いいたします。(電話0494-55-0456 山中まで)

2017年4月11日火曜日

100日目に

今日は桜雨になりました。「また上は雪かなあ」と空を見上げています。あいにくのお天気でしたが、この土日にオーナーが偵察に上がりました。写真とレポートは一緒に上がったaimin様、kerolina様に送っていただきました。ありがとうございました。雪かきや小屋を開けて掃除をし、水場の半ドラムの設置など行いました。
 8日(土)、あせみ峠辺りから雪・氷が出始め、雪があるところはまだ歩きやすいが、堅い氷はアイゼンも効きにくく、土と雪の残りに足をかけつつ進む状態。行きはトレースなしのラッセル状態だった登山道も、9日(日)の帰りにはかなりの勢いで溶けていた。ただし全てが溶けたわけではなく、氷の上に先日の大雪が積もり、その大雪部分が溶けて出来た氷の部分が、堅い氷が嫌らしく残ってます。雪の深いところは残り400mの道標から小屋までの間。ここは帰るときにも膝くらいまで踏み抜きするほどの積雪量でした。橋は1か所だけ氷が残っていましたが、基本的に普通に歩けます。小屋前は積っているところで30cmくらい。
突出方面、峠方面は相変わらずのノー、トレース。トイレへの道が凍っていて滑らないようドキドキ。分厚くはないので多分1週間で溶けると思います。朝6時の気温6度。温かいです。夜も暖かく雪が解けて落ちる音が続いていました。結構雨が降ったからか、雪はぐんぐん溶け、問題は残る堅い氷がいつ溶けるかです。
 
後藤さんの事故が起こって今日でちょうど100日になりました。今日は桜を惜しむかのような雨の一日でした。
 水を呼ぶ手はずを考え、荷揚げの品物を考え、あれこれ小屋あけに向けて心がはやっています。時間の経過とともに忘れかけ、落ち付きはじめていました。と、思いこんでいました。でも100日という区切りを迎え、ひょっこりと現れるあの笑顔がもう見られない事に気づき涙が流れてしまいました。どうしようもない寂しさです。
 今年はとにかく安全第一を心がけていきます。一つの事にどんなに時間がかかってもいい。安全に事故のない年にしなければ。そしてあの笑顔に負けない、今年の雁坂小屋にしていきたいと思う。みなさん、よろしくお願いいたします。
**今年度は4月29日(土)より営業を始めます。(22日はまだ未定)
*登山・宿泊を予定の方は必ず連絡をお願いいたします。(0494-55-0456山中まで)

2017年4月4日火曜日

今年の小屋開けにむけて

 このところ、川又から見上げる雁坂方面の雪の白さばかりが気になっています。原生林が真っ白くなっていたのが、黒く見えると溶けたかなと少し安心。そして、天気予報の「日中は4月末から5月の暖かさになります」の声を聴き、山を眺めます。水の確保のために雪はありがたいけれど、降る時期がもう少し早かったらありがたいのですが。先月末の日曜に黒岩コースをあがったwildwind様から写真を送ってもらいました。
 今週末、偵察に小屋にあがります。ずっと締め切っていた小屋の窓を開けて、お天気が良ければ風を入れ、溜まったほこりを払います。また14日からは小屋まで水を呼ぶ作業に取り掛かります。お客様の情報では水タンクも雪の中に半分くらい姿を現しているので、うまくいけば本体から水が呼べるかもしれません。十分気を付けて作業を進めてきます。
今年度は4月29日(土)より営業を始めます。
22日(土)が開けるかどうかは今後の水作業の進み具合や雪の状況によりますので、またブログでご案内いたします。
*後藤さんの原稿を書いていただいた方に、メール添付でPDFデーターをお送りしました。もし届いていない場合にはご連絡をお願いします。

2017年3月27日月曜日

また雁坂に春の雪

 また雪が降りました。3月も終わるのに。
秩父市内で1cm(アメダス)、登山口の川又で7~8cm。雲取山荘さんのHPでは40cm降り、小屋周辺で60cmの積雪。那須町の雪崩事故も今回の急な降雪が原因かと思われます。日中の暖かさと夜間の冷え込みの差が大きくなるこの時期、注意が必要です。ただ、晴天が続くと、春の雪なので日向部分は溶けるのも早いのですが。突出ルートの北面日陰のトラバース部分はかなり後まで残ります。この間は通れても、今は大丈夫とは限らない。ご注意を。雁坂では小屋開けの頃、雪が溶けると咲き始めるバイカオウレン。東松山で早くも咲きました。
 皆様からの送って頂きました「後藤さんについての原稿」まとまりました。昨日(26日)、後藤さんのご家族にお届けしました。印刷した物を小屋へも上げて置きます。おいでの時にどうぞ読んでください。また原稿を送って頂きました方には、PDF形式でお送りいたします。今後、ご連絡をいたします。それから、「まだ気持ちが向かないので書けないが」という方もおいでになります。待っていますので、どうぞ思い出など教えてください。
*今週末は早くも4月。小屋開けに向けての準備が始まります。早めに、小屋の様子・登山道の様子・積雪・水の様子など確認に上がります。
*黄金週間の4月28日(金)~5月7日(日)は小屋番が通して入っております。皆様どうぞおいでください。
*4月22~23日については、水の状況など確認してからお知らせします。
*シャクナゲは、ここ数年開花の時期が早くなっています。昨年は5月半ばから咲き始め、6月第1週の土日までが見ごろでした。去年のブログを参考にしてください。
*年度末。進学、就職、異動、転居などあわただしい頃ですが、落ち着きましたらまた雁坂へお越しください。お待ちしております。(186154)

2017年3月20日月曜日

先週より少し雪の増えた雁坂


今週もまた常連のお客様、aiminさんに上がっていただき、写真や情報を送っていただきました。
 三富から登り、峠までは雪も少なくアイゼンも履かずに行けたようです。峠から小屋までは踏んでなくて膝まで潜るくらい。ワカンの出番。
 小屋の前にはいつもの事ですが吹溜りができています。小屋へは問題なく入れます。
トイレまでの道は日当りもよくすぐに溶けてしまいそうです。テント場も10cmくらいとの事で、晴天が続くと溶けてしまうでしょう。
気温は明け方でマイナス5℃くらい。
 雪は降れば積もりますが、日当りのいい場所では溶け始めています。

 ただ、峠から小屋までや、突出コースなど日当たりが悪い所では溶けないだけでなく、フワ雪の下に氷も潜んでいます。ワカンやアイゼンが必要です。
 突出コースはトラバース部分が上から雪が流れ落ちてきますので、まだしばらくは歩かないでください。
aiminさんのヤマレコレポートもご覧ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1088370.html
*おや、峠に誰かの姿が見える。・・・え!!もしかしてsittetaさん?? 先週に引き続き、ありがとうございます。
【追加情報】
*黒岩コース、aiminさんからはトレースなしと聞いてましたが、19日、20日に入ったようで、2、3人のトレースありました。国道入ってすぐから断続的に雪で、あせみ峠からはしっかり雪。結構雪深かったです。吹き溜まりで膝下ありますが、普通に残ってるところで20cmくらいです。 (でも一番雪深かったのは小屋-峠間でした) kerolina様より

2017年3月12日日曜日

ワンダーフォーゲル4月号に

今週もお馴染になってもらったお客さまから小屋の様子を連絡していただきました。おまけに発売されたばかりという「ワンダーフォーゲル4月号」も持参してもらって。この日の夜は月もきれいでした。sitteta さん、ありがとうございました。

 ところでなぜワンダーフォーゲルかというと、昨年の秋のこと。11月12日、ちょうど「雁坂で逢いましょう」が行われた時に、山と渓谷社の方が見えて取材がありました。その時の取材記事がワンダーフォーゲル4月号に載っています。おしまいの方の「山と山小屋」に雁坂小屋の事をちょ こっと書いていただきました。
*雪の様子などは
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1081988.html#comment1594827
をご覧ください。
*屋根の雪の厚さからも、雪が少ないこと感じます。
*人事異動の季節。長い間山岳救助隊で活躍されてきた方が異動されるとお聞きしました。大変お世話になりました。ありがとうございました。
*はやくも5月連休中の宿泊予約をいただきました。今年も始まりますねえ。ありがたい。

2017年3月7日火曜日

TRAMPIN'の棚、つくりました


 今年は本当に雪が少ない。7日の雲取山荘さんのHPでも小屋の辺りで10cmとか。このままいくと小屋あけの時に雪の中から貯水タンクを掘り出さなくてもいいのは助かるが水が枯れるのは困る。「うーむ・・・」。まだ小屋開けまで1か月はあるのでもう少し雪が欲しいなあ。
昨年小屋締めの頃に管理小屋の一角に「TRAMPIN’」の棚を作りました。(株)地球丸様から小屋宛に送ってきていただいているもので、せっかくなので皆さんに見ていただけるようにしました。小屋泊、テント泊の方は小屋番へ声をかけてください。
*「後藤さんの原稿」皆様から送っていただき編集作業に取り掛かっています。編集、などというと何かすごく恥ずかしいのですが。一番初めに読ませてもらい、「あー、そんなことあったなあ」「あの時の事だ」「後藤さんてそうだったなあ」としみじみ思い出しています。まだ書けないよという方もおいでになります。みなさんが後藤さんのことを思い出し、悩みながら書かれたこと、書きながら涙を流した事など想像できます。ありがとうございました。心からお礼を申しあげます。

2017年2月26日日曜日

まだ雪の少ない雁坂

 2月も終わろうとしているのに、相変わらず雁坂の雪は少ないようです。週末登っていただいたkerolina様からレポートを送っていただきました。ありがとうございました。
 小屋、テント場は5cm。雁坂峠も雪、氷ともあまりないものの、予想以上に周りのルートの踏み跡が無いそうです。
ただ、積雪量はさほどではないものの、どこもガチガチの氷の上に雪が付いている感じで、油断すると大変に危険。
『雪よりは氷に神経を使った今回の山行。絶対絶対アイゼン必要。できればチェーンスパイクではなく鋭い歯を効かせるアイゼンを。』とのこと。
みとみ側では最初の舗装路から完全に凍っていて、沓切沢橋 からも登山道は完全に凍って氷の廊下。アイゼン必須。黒岩コースも下っていくと境界尾根までは凍っていて、その下も雪はまばらながらアイゼンは装着したまま降りたとの事です。峠から古礼まで往復したそうですので、今後のヤマレコも参考にしてください。
*あと2日で3月になります。1月18日のブログでお願いいたしました「山の人の後藤さんの事、教えてください」の原稿、そろそろ書きあがりますでしょうか。今週はどなたからも原稿が送られて来ませんでした。皆さん、よろしくお願いいたします。
(181405)