2016年4月18日月曜日

小屋開け準備ほぼ完了

この週末、小屋開けに向けての準備が進みました。16日(土)にお客様による『雁坂お手伝いツアー』がありました。皆さんから申告してもらった重量の荷物を歩荷していただき、食材や小屋運営に必要な物資を大量に上げる事ができました。「無理のない範囲で」とお願いをしましたが、分けたり切ったりできない荷物もあり、ご苦労をおかけしました。小屋へ着いてからも畳の入れ替えやカーペット、シートの張替えなど、てきぱきとお手伝いをしてもらい、ほぼ小屋開けの用意が整いました。これで直ぐにでもお客様をお迎えできます。本当にありがとうございました。一段落した後はお待ちかねの“宴“。夜遅くまで続きました。都合で日帰りされたS様、次回はご一緒に。写真は宴しか載せてありませんが、作業中はあちこちで皆さんが仕事、仕事。写真を撮る暇もなく時間が過ぎましたので。翌朝も恒例となったラジオ体操と食事の後、作業をしていただきました。さらに帰りは強風雨のなか、水晶・笠取方向への道を縦走路分岐まで踏んで帰っていただきました。ヤマレコの’16春/雁坂小屋開きお手伝い~ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-848111.html に詳しい状況があります。
豆焼き沢の水源の貯水タンク、今年は雪の中から(黄色〇)姿をあらわしていました。受水タンクは赤矢印の場所の雪の中。小屋まで水を呼び始めていますが凍結部分があり途中でバルブから排水しています。突出コースを登る方、気にしないでバルブなどそのままにしておいてください。
突出コースはタンクから小屋にかけての日陰に雪が残り、場所によっては膝まで踏み込みます。時間かかりますがトレースは付いております。
黒岩コースは気になる雪はもうありません。このコースだけならばアイゼンもいりません。
縦走路の水晶・笠取方向の分岐から小屋への道、トレースを付けてもらいました。
テント場の雪はありません。
水は前回お知らせした近い沢からの水が順調に来ています。

小屋で作業中も熊本の地震のニュースをラジオで聞いておりました。小屋からおりてテレビや新聞の映像を見て、被害の深刻さを改めて感じ、涙が止まりませんでした。

*今年度の正式な営業は4月29日からですが、それ前も土日には小屋番が上がっておりお泊まりいただけます。
【連絡先】 〒369-1901 秩父市大滝3423 山中 五郎
  電話・FAX 0494-55-0456  
*お客様からのご指摘でスマホなどでは右側の情報が出ないとのこと。とりあえずここにちょこっとだけ書き足しました。今後レイアウトなどより伝わりやすいものになるよう検討していきます。