2014年11月1日土曜日

アルプ・山と高原・山と渓谷

 小屋の整理をしていたら【処分品】と書かれた段ボール箱が現れました。開けてみると、雁坂文庫とスタンプが押された雑誌が3種類。しかもナンバーが書かれている物も。(写真はその一部)
 小屋に『雁坂文庫』がある事はブログの右側情報でお知らせしていますが、その中に並べられていた雑誌のようです。
 古い雑誌の入った箱。初めは薪ストーブの焚きつけに使うくらいのつもりでいました。ところが・・・・・
どれも1959年ころ出版された物で、アルプの編集者は串田孫一氏。画文には畦地梅太郎、そして冠松次郎、三宅修、川口邦雄などなどのお名前が。びっくりしました。アルプの中には横山厚夫さんが撮影した雲取山での写真も挟まれています。紙面に掲載する網掛けなどの指示もありました。アルプ等は相当な数がありました。
 山と高原には《山とカメラの雑誌》とあります。山と渓谷は現在まで続いている雑誌です。これらには当時の装備、山の登り方などの懐かしい写真が沢山出てきます。
雲取山

三条ダルミ
その昔、誰かの背中で雁坂に運び上げられた雑誌。詳しい事情は不明です。でも焚きつけに使うことはなさそうです。
“昔ながらの山小屋”から本当に昔が出てきました。そこに歴史的な重さがある事を感じています。
 出版や登山の歴史とか分からないことだらけ。タイムカプセルから現れたこれらの雑誌にどのような意味があるのか、どなたかメールで教えていただけませんか。お願いします。

 *小屋のノートにうれしく有り難い書き込みを見つけました。H市・Ⅰ 様、今度は小屋でおめにかかりたいですね。有り難うございます。お待ちしています。
 *今年は雨に泣かされています。泣きの涙のせいか水だけはたっぷり来ています。